2016年10月30日日曜日

日本科学未来館で開催された「デジタルコンテンツEXPO 2016」に行ってきました

今年もデジタルコンテンツEXPOを視察に、日本科学未来館へ行ってきました。

相変わらず面白い展示が多く、最先端の技術動向や、アイデアに煮詰まり何かヒントを得たい時に、うってつけの展示会かと思います。

デジタルコンテンツEXPO 2016


↑株式会社Nextremerの「AI-samurai

今年も昨年に引き続き、VR(Virtual Reality)やAR(Augmented Reality)などの展示が多く、特別賞では以下の3つが受賞されていました。


個人的には、「失禁体験装置」と「8K:VRシアター」に興味を持ち、特に、7階で上映していた「8K:VRシアター」は必見だと思います。

失禁体験装置


<展示内容>
私たち失禁研究会の開発した失禁体験装置は体験者に失禁感を提示することができます。ここでいう失禁感とは服を着た状態で排尿をしてしまった時の感覚を指します。システムの大まかな機構は腹部に圧迫感を与える機構と股間部へ温感を伝える機構に分けられます。そのほかにもいくつか刺激を与えることで総合的に失禁感を再現します。皆様によい失禁を。
<講評>
服を着たまま放尿することは、やりたくても体が拒否してしまう。それを再現しようという着眼点や、細部にこだわって製作している点が素晴らしい。動画を見るだけで、体験してみたいと思わせる魅力がある。



これが装置というぐらいに手作り感が満載ですが、まだ試作装置のため、もっと小型化することは可能とのことです。

体験してみませんかと勧められましたが、さすがにこの歳で失禁をバーチャル体験するとトラウマになりそうなので、丁重にお断りさせていただきました。

でも、発想および着眼点は講評でもある通り素晴らしく、ぜひより発展させて、医療分野でのリハビリや教育などに展開して欲しいと思います。

8K:VRシアター


<展示内容>
8K:VRシアターは、新世代のメディア技術「8Kスーパーハイビジョン」を活用したシアター型のVR体験システムです。これまで感じたことのないドキドキ感・高揚感・未来的な感覚が全身を突き抜けます。立体映像と立体音響に加えて、無数のレーザー照明がシアター内を駆け巡り、既存のVRでは味わえない豊かな感覚と異空間での体験を共有できます。
<講評>
8Kによる高精細な3D映像と22.2chサラウンドによる立体音響による臨場感にレーザー照明による空間演出を加えたことで、VR的な空間が体験できる。HMD(ヘッドマウントディスプレイ)とは異なる感動を与えてくれる点に期待がもてる。

初めて見ましたが、インパクトがあってかなり良いです。

講評でもある通りに、高精細な8Kと3Dそして立体音響の22.2chによって、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)とは違ったインパクトがあります。

高精細な8Kによって3Dがより鮮明に立体に見え、これまでの3Dとは次元が違うなと感じました。

Aoi~碧~サカナクション



ちなみに、コンテンツは「Aoi~碧~サカナクション」で、サカナクション側から見る観客席は臨場感があり圧巻です。